獣医師必見!動物病院業界の2021M&A動向

企業が成長をするための手段として、スピーディーに事業構造を転換することができる手段である“M&A”はとても有効な手段で、医療分野でも、「規模の経済」によるシナジー効果を目的に、医療機器メーカーや病院、クリニック、薬局、介護施設などの医療機関、医療法人の買収を進めて事業規模の拡大を検討する医療法人、企業も増えています。

そこで本記事では、動物病院業界のM&Aの動向について紹介していきます。

動物病院業界のM&A動向

動物病院業界とは、動物病院だけではなく動物病院向けに設備や薬を開発・販売している企業も含んでおり、ペットサロン・ペットホテルの中でも病院を併設している物は動物病院業界に含まれます。

このような動物病院業界では、2000年代のペットブームで買われ始めたペットの高齢化に伴い、動物病院に高度な医療技術や設備が求められるようになりました。また、高齢獣医師の8割が廃業を選択しているという現状が存在しています。

これらが起因し、中小動物病院と大手動物病院での設備・技術差が明確となり、中小動物病院の経営の先行きが怪しくなった事からM&A案件が増えてきたという事実があります。こうした動物病院業界M&Aにおいて売り手と買い手双方のメリットについて下記で解説していきます。

買い手側のメリット(人材確保・エリア拡大・施設確保)

初めに買い手のメリットは主に3つあり獣医師の確保ができる点、事業エリアの拡大に繋がる点、設備施設が獲得できる点です。

動物病院を安定して経営していくためには、獣医師の存在が絶対に必要になります。しかし、獣医師には技術だけでなく人間性の高さを求められることが多いので、優秀な獣医師の雇用はそう簡単にはいきません。そこで、M&Aを用いることで優秀な獣医師を確保することが期待でき、確保できれば安定した病院経営につながります。

また、動物病院業界の特性として、新たな地域に病院を建てた場合に、その地域に定着し顧客を安定して得るまでに時間が多くかかります。そうした際にM&Aを通して動物病院を取り込むことで、固定客を維持したまま事業エリア拡大をすることができます。

資金面においてはM&Aの特性上、設備や施設をそのまま引き継ぐことができるので、費用を抑えられるということだけでなく設置期間や設置場所を考える必要もないので、短期間で使用できるという点も強みです。

これらのように動物病院業界のM&Aは買い手側に多くのメリットが期待できることから、M&Aの総数は増えています。しかし、売り手側にあるメリットとはなんなのでしょうか、それを以下で解説していきます。

売り手側のメリット(事業承継・雇用維持・負債の解消)

主な売り手側のメリットは後継者問題が解決できる点、雇用継続できる点、負債解消でき創業者利益確保できる点の3つです。

現在日本の多くの中小企業が後継者問題に悩まされており、これから先、さらに後継者問題は顕著になっていきます。特に獣医師業界では子供に病院を継がせることが難しいことから、後継者不足は深刻な問題となっています。しかし、こうした後継者不足をM&Aを用いることで信頼できる後継者に引き継いてもらう事が期待できます。

そして、後継者問題で廃業する場合、働いている従業員の雇用は継続されず、職を失うということになってしまいますが、M&Aで売却することができれば、従業員の雇用を守れるというのも重要なポイントになります。

また、M&Aの特質上、会社の資産や権利と同時に、負債も移転することができるので、負債をなくした上での創業者利益のみを得ることができます

これらのことから、動物病院業界のM&Aは買い手側のみにメリットが期待できるのではなく、売り手側にも様々なメリットがあるためM&Aの総数が年々増えています。

動物病院業界のM&Aは弊社にお問い合わせを!

 上記のように動物病院業界のM&Aは、大手が無理やり買いあさっている状況というよりも、買い手と売り手の双方にメリットが多数存在しているため、年々盛んになっているといえます。しかし、どれだけ双方にとってメリットのある事業継承であっても買う前、売る前に注意をすべき点というのは多々ありますし、事業継承後においても注意すべき点は多くあります。こうした時に自身で課題を見つけ対策することは求められるものが多く、非常にハードルが高い行為です。

弊社では、そうした相談に対して解決策をご提案させていただくことが可能です。またこれから開業を考えている皆様に、事業承継や居ぬき案件をご提案できますので、格安でリスクの低い開業をご希望される方は是非お気軽に弊社までお問い合わせください。

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