クリニック専門のM&A仲介業者に依頼すべき理由
クリニックの事業譲渡や開業を検討するときには、M&A仲介業社に委託するクリニック経営者がほとんどだと思います。
クリニック経営者様としてはM&A仲介業社の選択について、幅広い業界とコネクションがある「総合的なM&A仲介業者」に委託する場合と、「クリニック専門のM&A仲介業者」のどちらに委託する場合のどちらにすべきかという課題を抱えていることでしょう。
例えば、M&AセンターやM&Aキャピタルパートナーズなど総合的なM&A仲介会社がある一方で、Doktorのように医療法人に特化した医療法人専門M&A仲介会社もいます。
結論から申しますと、クリニックM&Aはクリニック専門のM&A仲介業者に委託すべきです。
本記事では「クリニックM&A専門業者を選ぶべき理由」をわかりやすく解説いたします!
クリニックM&A仲介業者は医療制度の専門知識に精通
基本的なM&Aの流れは他とあまり変わりませんが、クリニックの譲渡においては他より譲渡手続きが複雑で特殊です。
そのため、総合系のM&Aの専門業者が担当した場合でも、ミスが起きる事があります。
一方で医療専門のM&A仲介業者は医療制度や医療法人における税務制度など、様々なクリニック特有のM&A知識に精通しており、より円滑な譲渡を進められるのが特徴です。
また、多くのクリニックのM&Aのお手伝いをさせていただいたことから、想定しておくべきリスクやタイミングについて精通しているのも特徴として挙げられます。
詳しくは、以下の記事にて解説しています。
クリニックM&A仲介業者は、医療業界のコネクションが豊富なためマッチングしやすい
クリニックM&A専門の仲介業者は、医療業界のコネクションが多いため多くの買い手を見つけやすく、マッチングしやすいこともメリットにあげられます。
一般的にクリニックは売り手と買い手では売り手のほうが少なく、仲介業者の質は多くの買い手を見つけてきて最適なマッチングを実行できるかというところで見分けることができます。
では買い手が多いことは具体的に何が良いのでしょうか。
3つご紹介いたします。
①クリニックの売り手は質の高い買い手を”選べる”
一般的に総合M&A仲介業社を用いた場合のクリニック譲渡では、買い手案件を見つけることはなかなか難しく、たとえ見つけたとしても2件しかない買い手案件のうちのどちらかを選択が迫られ、結局納得のいかない結果になってしまうことがあります。
その結果本来想定した譲渡条件を妥協することになり、必ずしも納得のいく買い手企業を選べているとはいえないでしょう。
一方でクリニック専門のM&A業者に頼むことで案件量が10件ほどに増え選択肢が広がり、ある程度納得できる買い手を見つけやすくなります。
したがって、クリニック専門のM&A仲介業社に委託することは、買い手様と売り手様の両方が満足のできる契約を結べることが多く、成約率も他社に比べて高いのです。
②クリニックの売り手企業は譲渡価格が引きあがりやすい
買い手希望者が多いと、売り手企業の譲渡価格は引きあがりやすいのです。
需要と供給の関係で、供給が一定で需要が高めれば価格が上がると言えば理解しやすいでしょう。
クリニック専門のM&A業者に頼むことで、他社よりも高い企業価値をつけての譲渡が可能になるでしょう。
③現実的なクリニック譲渡価格の提示が可能
他業者でのM&A仲介の依頼を経験したお客様からは、「〇〇円で売れますよ!」などと現実的でない値段を告げられ、担当業者の医療法人における情報不足により、結局現実的ではない値段から買い手企業を見つけることができないケースがあることが多いことをお聞きしております。
医療専門のM&A業者では、クリニックM&A案件を多くさばいている背景から、買い手、売り手がお互い納得できるような現実的な譲渡価格と提示することが可能です。
クリニック専門のM&A業社に依頼すべき理由まとめ
今回はクリニック専門のM&A業者に依頼するメリットをご紹介いたしました
とはいえ、クリニック専門のM&A業者といっても複数業者があるかと思います。
その場合、実際に各業者との面談の中で信頼して依頼できる業者様を選んでいただくことが最重要だと考えております。
Doktorでは、700名ほどの開業希望医が登録されており、売り手様に向けてより多くの買い手様をご紹介できます。その他にも、売り手企業様の会社価値査定やM&Aにおける専門知識からのサポートなどもしております。
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