M&A仲介業者が教えるM&Aのココが危険「買い手」

企業が成長をするための手段として、スピーディーに事業構造を転換することができる手段である“M&A”はとても有効な手段で、医療分野でも、「規模の経済」によるシナジー効果を目的に、医療機器メーカーや病院、クリニック、薬局、介護施設などの医療機関、医療法人の買収を進めて事業規模の拡大を検討する医療法人、企業も増えています。

しかしM&Aの成功率は30〜50%と言われていることから50%以上の企業は失敗に終わります。ですのでM&Aを考え始めたら失敗を防ぐためのリスクマネジメントもきちんと立てておくことが非常に重要です。そこで本記事では、M&Aにおける失敗の要因とその回避策について買い手側の目線で解説していきます。

買い手側のリスクとその回避策

①M&A仲介会社選びに失敗するケース

買手会社様が会社を買おうと考え始めた際、ご自身で売手会社を探すというより、金融機関などと業務提携をされているM&A仲介会社に依頼されるケースが主なものになると考えられ、買手側はM&A仲介会社に自社の価値をより高くできる買収対象を探し、売手会社と買収条件を交渉した結果金額が決定されます。

そうした際、それぞれの業界に特化したM&A仲介会社は売手会社の情報多く持っている可能性が高く、自社と売手会社の双方の利益を最大化できる契約を提案してきますが、業界での売手会社の情報を多く持ってないM&A仲介会社では、買手会社にとって満足のいかない交渉になってしまう可能性が高くなります。

現在M&Aの総数が増えていることもあり、新規のM&A仲介会社が多いです。そうした企業の中には業界での強みない企業もあるので、信頼していいかはきちんと判断する必要があります。

回避策としては、M&A仲介会社を選ぶ際に業界の中でも自分の買いたい業界への専門性に強い仲介業者を選ぶことが解決策になります。M&A会社は総合的に仲介するところ以外にも専門M&A業者が存在しているので、そういったところに相談することが重要です。

②経営統合の失敗

買手会社の買収の目的の一つに優秀な人材の獲得があります。そうした際に売却後に優秀な社員・役員が辞めてしまうことで経営統合がうまくいかず、M&Aが失敗してしまうというケースがあります。

こうしたM&Aにおける経営統合の失敗は、契約前、契約直後等の様々なタイミングにおいて説明することで回避することができます。社員としても何も聞かされずに経営がガラッと変わることは、混乱してしまうので、混乱を招かないためにも今後の方向性や、雇用状況等はできる限り早めに伝えることが重要になります。

③予想以上の負債を負ってしまった

株式譲渡などM&Aをするにあたって会社を買う際には、会社の資産も負債も合わせた全体を買収することになるので、保険料や退職金など財務表に記載のない支出があることがあり予想以上の負債になるケースがあります。

こうした、買収した後に出てきた予想外の支出に関してのリスクを下げるためには、契約書に表明と保証という項目を設けることが重要になります。この項目を用意することで負債の表明を義務付けられるので、予想外の支出の際に保証されるようになります。

M&Aの成否は仲介業者選びから始まる

上記で記したことが主な買い手側目線でのリスクと回避策になります。一般的にこうしたリスクは、広く浅いM&A仲介業者を選ぶのではなく、専門性の強いM&Aの会社を選ぶことで解決できます。また【M&A仲介業者が教えるM&Aのココが危険「売り手」】において売り手側の目線でのリスクも解説しておりますので、ご覧いただけたら幸いです。弊社はクリニックや薬局などの医療業界を専門にしており、医療業界においてのM&A件数が他社より多いことから、医療業界において失敗事例というものありません。

こうしたことから医療業界に関わる経営者様でM&Aをお考えになられている方は、様々な相談に対しての解決策をご提案させていただくことが可能ですので、下記のフォームからお気軽に弊社までご連絡ください!

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