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投資家とは??その分類と生態

本当の投資家に遭遇するケースは稀である


個人投資家というとよくイベントで、

「お仕事は何をされているんですか??」
「投資家です!」

「へー、何の投資をされているのですか??」
「まあいろいろですよ。」

という会話が生じることがありますが、そういった人達は投資家という名前を語った上で、不動産、保険、怪しい投資商品を売りつける業者であることが多いので、いわゆる自己資本を市場に投じて、リスクを取って資産形成をしている投資家ではない可能性が高いです。
数回ランチに行くと、自社商品の紹介を始めるのでとても不快な気分になるだけですので、時間を割くのが無駄になると思います。

また、投資家と名乗りつつ、実態は不動産や保険の業者である場合、
「自分はかなり儲かっています。」
「100%勝てます。」
といった、ハリボテのお金持ち感や負けたことが無いというアピールを始めますが、本当の資産10~100億規模の投資家の方々は、俗世間にあまり興味が無い人が多いため質素な生活を送っていたり、自分の投資手法を積極的に人にひけらかさないため、そのような発言をしません。

それでは、なぜそれらの業者が、「投資家」と名乗るのかというと、「不動産業者」「保険屋」と名乗ると、次のアポイントメントにすら繋がらない可能性が高いので、あえて間口広く「投資家」と名乗る傾向があります。

 

リスクを取って生活している人が投資家


世の中の、お金の稼ぎ方は3通りあり、

①人に喜ばれることをする
→人の為になる、会社のためになるサービスを役務提供し、対価を得る
②リスクを取って投資する
→株、FX、不動産など、自分の資産をリスクに晒しリターンもしくは損失を出す
③既得権益を行使する
→著作権や生活保護など、その人に帰属する権利を持っていればお金が発生するもの

サラリーマンなど世の中の大半の人が、①のサービス提供を企業に属して提供する形で生計を立てています。
医師の皆様は日々の時間を医療行為に投じ、かつそれを行うには、医師免許という資格が必要であることを考えると、①と③の足し算で収入を得ていると考えられます。
また、前述の投資家と名乗る不動産、保険などの業者は、①のカテゴリに属し、リスクを取らず手数料で生計を立てているので、投資家ではないことは明らかです。

投資家は、主に②の自己資本を市場に投入し、働かずしてそのリスクリターンで資産を膨らませて生計を立てている人達を指します。

投資家にもいろいろ種類があるので、私の知る範囲で紹介しようと思います。

 

ベンチャー投資家


若い頃に事業を立ち上げ、どこかの会社に売却して数億という手元キャッシュを手に入れ、それを資金調達に困っていて、かつ将来有望な事業をやっているベンチャーに投資する投資家。

もともと自分でビジネスを作ることが大好きなため、下手にベンチャーやりたいですというと、
「何の社会課題を解決するの??それを通じてなにを実現したいの??」と、空気を読まずにベンチャーやりたい妄想をしている若者に詰め寄ってしまう傾向があります。

「それだけお金があるんだから、自分で事業やればいいのでは??」
と思ってしまいますが、それは失敗する可能性が高いそうです。
「事業の成功は、生きるか死ぬか、この業務をやらなければ明日食べていけないといった危機感が重要なんですよね。だから多くの投資家は、自分の事業を売却した後に再度また事業を立ち上げることはしない傾向にあります。なので、ハングリーな若者に投資したほうが成功確率が高いんです。」

なるほど、確かにそういった危機感がないと、すぐにダラけてしまいそうですよね。最初面倒くさい人と思ってしまいますが、ビジネス感覚があるので、信頼を得れば支援者になってくれる熱い投資家だと思います。

また、事業売却で数百億単位の巨額の資産形成をしてしまった人は、海外に行ってしまう傾向があります。
「グローバルで社会課題を解決する事業をやるために移住したんですよね」
と言いますが、あまりに巨額過ぎるので税金対策でタックスヘイブンに移住したのではと思ってしまいます。

このベンチャー投資とは、まだまだ芽が出ていない事業をやっている企業に出資し、株を引き受け、数年後の上場や事業売却を狙って100倍くらいのリターンを狙う投資ですが、大体が失敗する傾向にあることから、かなりハイリスクな投資と言えます。
また、ベンチャー界隈の人だけの話ですので、医師の方がベンチャー企業に出資をお願いされることはほぼないと思いますので、世の中にはそういう投資家がいる程度の知識に留めておいていただければと思います。

 

株と為替の投資家


オタク気質で、株式四季報を見ながら酒を飲んでニヤニヤしてしまうような投資家。デイトレーダーなどいろいろ種類があり、日々株と為替の分析に没頭している投資家です。
コミュニケーション能力が低く、一つのことに没頭して興味ない人にも延々と株の専門用語を交えながら話をしてしまうアスペルガー気質がある傾向にあります。
また、なぜか巨額の資産があるのにワタミや笑笑などでお酒を飲み、高級材を買わず淡々と質素な生活を送っている人が多い傾向にあります。
実際、フェラーリを乗り回しているデイトレーダーはあまり遭遇したことがないです。

意外と勤務医のアグレッシブな投資家兼医師の方も遭遇することがあり、余った時間を使って株のトレーディングをやって数億の資産形成をしている人も多く驚かされます。皆さんの周りにも、実は投資家として数億の資産形成をしている同僚の医師の方が近くにいるかもしれません。

某30代の精神科の方は、
「医師は仮に資産がゼロになっても生活に困ることはないんで、とにかく生活費以外はハイレバレッジかけてマザーズの小型株に一点張りでやったほうがいいですよ!」
なかなか勇気が必要なアドバイスを貰うこともありますが、確かに医師の方の中でも、自分の時間を切り売りしてお金を稼ぐことに疲れている方も多いので、自分の時間を使わずに稼げる投資に力点を置く方がいても不思議ではないなと思います。

もっとアグレッシブな方ですと、
「いやー、でもレバレッジかけてグローバルクラッシュとか起きて、負債抱え込んだら怖いじゃないですか。」
「自己破産すればよくないですか??会社の社長に10年くらいなれないだけで問題でしょう。千葉県引っ越せば大丈夫です。」
本当かどうか不明ですが、その方曰く、千葉県は自己破産の審査が裁判所でも通りやすいらしいです。

この手の株や為替の投資家は、意外と元プロのパチスロ屋やネットゲームオタクの方が多く、黙々と何時間も席に座って集中できる人や、細かく情報収集して一つのことに没頭できる人が多い傾向にあります。
多忙を極める医師の皆様がこの領域で成功するためには、かなりの時間を要するためお勧めはできません。

 

不動産投資家


不動産投資家も様々なパターンがあります。

①親から不動産を相続で譲り受けてその資産をベースに生活するパターン
②事業を売却した現金があり、投資先として不動産が一番投資効率の良い金融資産だと評価し、そこに注力するパターン
③医師をやりつつ不動産投資を始め、どんどん不動産資産を増やし、そのキャッシュフローが年収を超えたので不動産投資専業になっているパターン

家賃収入の固定収入と物件売却時の売却益など、お金を稼げるポイントは様々ありますが、不動産を買って家賃収入で生活できるようになると、本当に暇になるそうです。よく上野のアメ横あたりで平日昼間から酒を飲んでいるおじさん達は、もしかすると不動産投資家かもしれないです。

不動産投資の特性として、最初の購入時の物件評価を入念にやり、その後購入すると株や為替と異なり日々の情報収集や分析が必要なくなることから時間が余り、社会と隔絶されることになります。

よく不動産投資の本が書店に並んでいますが、不動産販売業者が書いている本は営業目的で内容も参考にならないのですが、本当に不動産投資家が書いている本も複数あります。

以前、書籍を書いている不動産投資家の方に、
「なんで本書いているんですか??印税入ってもあなたの不動産投資の収入から比較すると大したことない気がしますが??」
「いやー、本ぐらい書いて世間の皆さんから認知してもらわないと、本当に人と話す機会がなくなってしまうんで。。。」
と回答が返ってきました。

人間は社会的な生き物ですので、ある程度時間が拘束され、好んでか否か問わず何かしらコミュニティに属していないと幸福感が感じられないように設計されているのでしょう。

性格は温厚な人が多くゆとりがあるイメージですが、顔を合わせる度に、
「最近なにか楽しいことないですかね??」
と尋ねられることから、相当時間にゆとりがあるのですが、次の目標が見つからない人が多いのかもしれません。

 

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